植生積み
- 【用途/規格適合】
- もたれ式擁壁を空積み施工できます。土工を伴う宅地、道路などの土留め壁に自然の｢緑｣を採り入れる環境型ブロックです。
- 宅地造成等規制法に基づく、大臣空積み認定を取得しています（下表参照）。
注）同法下でのご使用時には、認定条件にご留意ください。
- 【施工性能】
- 専用吊り金具（勾配任意設定可）と大形化（グリーンフヘキ75・100）で、機械力による施工の省力化と工期の短縮が図れます。尚、作業スペースが狭い場所では、｢小型｣による人力施工も可能です。
- 擁壁主体は空積みで、生コン、裏込め材などの主要土木資材は使用せずに、現場での発生土砂を主要材料に流用して胴込め材とします。
注）植生に不向きな土質時には、客土が必要です。 - 擁壁構造は、千鳥状に積上げる各ブロックの両側壁が、上下直線状に連続して扶壁（バットレス）を構成する安定自立式です。また、フレキシブル性もあって、曲線区間では隣合うブロックの設置間隔を縮めて好適に施工できます。
- 胴込め土砂は、植物の生育に十分な容量と擁壁表面での露出面積を有し、壁面の全体緑化に好適、かつ、繁茂した植物と共に騒音の吸音効果も期待できます。
【バリエーション】
【各ブロックの役割】
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| ■ A … | 壁体の主体となる、基本ブロック。充填する胴込め（間詰）土砂と共に背面土圧に抵抗し、表面の間詰土羽面を植生緑化して土羽面保護と環境保全を果たします。 |  |
| ■ B … | 壁体の上部に使用する、天端ブロック。板状で間詰土羽勾配を統一し、壁体上部の横の美観を保ちます。 |  |
| ■ C … | 壁体の下部に使用する、根石ブロック。｢A｣ブロックを支持して、その積上げ作業（壁体の勾配設定）を簡素化します。間詰の要領は、｢A｣と同様です。 |  |
| ■ 左・右 … | 壁体の施工起点及び終点に使用する、側ブロック。｢A｣又は｢C｣ブロックを支持して、壁体両端での縦の美観を保ちます。 |  |
| ■ 側 壁 … | ｢A｣｢C｣ブロックの内部に使用する、曲線区間用ブロック（該当品75，100）。左右にずれた上下ブロックの両端壁を支持して、扶壁構成を補います。 |  |
グリーンフヘキ 小型
グリーンフヘキ 75
グリーンフヘキ 100
