車両用防護柵基礎 スマートガード
特徴奈良県リサイクル認定製品
- 生産性向上
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- ・基礎ブロック相互の接続は、連結ブロック・ボルトにより簡単に行え、大幅な工期短縮が図れます。
- ・間詰コンクリートなどの充填材を不要とし、養生期間が省け即日埋め戻しが可能です。
- 柔軟な施工性
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- ・簡単に屈曲状に連結でき、曲線部における適応性に優れています。
- ・支柱の建込み部は、縦断勾配12%まで対応できます。
- 安全・安心
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- ・実大静的載荷試験を実施し、衝突荷重30kN(B・C種)に対する安全性を確認しています。
- ・天端が支柱の中心部より外側に張出した幅の広い形状で、歩行者が足を踏み外さないよう配慮しています。
- バリエーション
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- ・防護柵の端部に使用する右・左タイプ、排水構造物を設置できる基礎高さの大きいH-800 タイプも取り揃えています。
設計条件
準拠規格: 公益社団法人日本道路協会「道路土工- 擁壁工指針(平成24年度版)」
「車両用防護柵標準仕様・同解説(平成16年3月)」
「防護柵の設置基準・同解説(平成28年12月)」
- 適用条件
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本製品は、たわみ性車両用防護柵B・C種の基礎として使用できます。
道路の区分 設計速度 一般区間 重大な被害が発生する恐れがある区間 高速自動車国道自動車専用道路
以外の道路
60km/h以上 B種 不適 50km/h以下 C種 B種※ ※設計速度40km/h以下の道路ではC種を使用することができる。
- 荷重
衝突荷重 P = 30kN 衝突高さ Hp = 0.6m 前輪荷重 Wt = 25kN 載荷重 q = 10kN/m2
- 土質定数
土の単位
体積重量γs = 19kN/m3 土の内部摩擦角 Φ = 30° 基礎地盤の
摩擦係数μ = 0.6
- 安定条件(e = 偏心量 B = ブロック底面幅 Fs = 安全率)
項目 道路土工-擁壁工指針 車両用防護柵標準仕様・同解説 常時 衝突荷重時 転倒 |e|≦B/6 |e|≦B/3 Fs≧1.5 滑動 Fs≧1.5 Fs≧1.2 Fs≧1.5 支持力 Fs≧3.0 Fs≧2.0 Fs≧1.5
- 構造条件(使用材料及び許容応力度)
項目 常時 衝突荷重時 コンクリート 単位体積重量 γc=24.5kN/m3 設計基準強度 σck=30N/mm2 許容曲げ圧縮応力度 σca=10N/mm2 σca=15N/mm2 許容せん断応力度 τca=0.25N/mm2 τca=0.38N/mm2 鉄筋 材質 SD295A 許容引張応力度 σsa=160N/mm2 σsa=270N/mm2 連結ボルト
連結筋材質 SS400 許容引張応力度 ― σsa=210N/mm2 許容せん断応力度 ― τsa=120N/mm2