草竹コンクリート工業の車両用防護柵基礎 たわみ性車両用防護柵B種・C種に対応。連結ブロック、ボルトによる連結で大幅な工期短縮が可能なプレキャスト製基礎ブロックです。

車両用防護柵基礎 スマートガード

スマートガードH-500 B-1300 スマートガードH-800 B-1200

特徴奈良県リサイクル認定製品

生産性向上
  • ・基礎ブロック相互の接続は、連結ブロック・ボルトにより簡単に行え、大幅な工期短縮が図れます。
  • ・間詰コンクリートなどの充填材を不要とし、養生期間が省け即日埋め戻しが可能です。
柔軟な施工性
  • ・簡単に屈曲状に連結でき、曲線部における適応性に優れています。
  • ・支柱の建込み部は、縦断勾配12%まで対応できます。
安全・安心
  • ・実大静的載荷試験を実施し、衝突荷重30kN(B・C種)に対する安全性を確認しています。
  • ・天端が支柱の中心部より外側に張出した幅の広い形状で、歩行者が足を踏み外さないよう配慮しています。
バリエーション
  • ・防護柵の端部に使用する右・左タイプ、排水構造物を設置できる基礎高さの大きいH-800 タイプも取り揃えています。

基礎ブロックの連結方法

セパレート側溝 スマートガードH-800 B-1200

設計条件

準拠規格: 公益社団法人日本道路協会「道路土工- 擁壁工指針(平成24年度版)」
「車両用防護柵標準仕様・同解説(平成16年3月)」
「防護柵の設置基準・同解説(平成28年12月)」

適用条件

本製品は、たわみ性車両用防護柵B・C種の基礎として使用できます。

道路の区分 設計速度 一般区間 重大な被害が発生する恐れがある区間

高速自動車国道自動車専用道路

以外の道路

60km/h以上 B種 不適
50km/h以下 C種 B種

※設計速度40km/h以下の道路ではC種を使用することができる。

荷重
衝突荷重 P = 30kN
衝突高さ Hp = 0.6m
前輪荷重 Wt = 25kN
載荷重 q = 10kN/m2
土質定数
土の単位
体積重量
γs = 19kN/m3
土の内部摩擦角 Φ = 30°
基礎地盤の
摩擦係数
μ = 0.6
安定条件(e = 偏心量 B = ブロック底面幅 Fs = 安全率)
項目 道路土工-擁壁工指針 車両用防護柵標準仕様・同解説
常時 衝突荷重時
転倒 |e|≦B/6 |e|≦B/3 Fs≧1.5
滑動 Fs≧1.5 Fs≧1.2 Fs≧1.5
支持力 Fs≧3.0 Fs≧2.0 Fs≧1.5
構造条件(使用材料及び許容応力度)
項目 常時 衝突荷重時
コンクリート 単位体積重量 γc=24.5kN/m3
設計基準強度 σck=30N/mm2
許容曲げ圧縮応力度 σca=10N/mm2 σca=15N/mm2
許容せん断応力度 τca=0.25N/mm2 τca=0.38N/mm2
鉄筋 材質 SD295A
許容引張応力度 σsa=160N/mm2 σsa=270N/mm2
連結ボルト
連結筋
材質 SS400
許容引張応力度 σsa=210N/mm2
許容せん断応力度 τsa=120N/mm2

荷重の載荷状態

製品図

基本

製品図 基本

製品図 左

製品図 右

右・左は車道側から見たときの名称です。

断面図

製品図 断面図

連結ブロック

製品図 連結ブロック

連結ブロックには、ボルト・角ワッシャーが付属します。

呼び名 寸法(㎜) 参考質量(㎏)
H B H1 Φ 基本
H-500 B-1300 500 1300 400 190/150 1029 827 717
H-800 B-1200 800 1200 700 190/150 1369 1118 917