草竹コンクリート工業の車両用防護柵基礎 たわみ性車両用防護柵B種・C種に対応。連結ブロック、ボルトによる連結で大幅な工期短縮が可能なプレキャスト製基礎ブロックです。

静的載荷試験

試験概要たわみ性車両用防護柵B・C種への適応性を確認する。
検証事項
  • ①ブロックの安定性(転倒・滑動)
  • ②ブロックの連続性
  • ③ブロックの損傷
試験年月日
2019年7月8日
試験体
スマートガード H-500 B-1000
試験場所
草竹コンクリート工業株式会社
奈良工場

静的載荷試験の図

試験結果

水平・鉛直変位

水平・鉛直変位 試験の写真

考察

  • ① ブロックの水平変位の最大値は0.78mm と僅かでブロックは安定しており、設計も適切である。
  • ② 変位の発生傾向が同じで、ブロック間の連結構造は十分機能し一体化できている。
  • ③ 設計荷重においてブロック・連結部材に損傷は見られず、構造上の安全性は確保されている。
  • ④ 基礎コンクリート部が最大0.26mm 水平変位し、荷重の伝達が認められた。
    従って、壁面頂部に設置する際は、下部構造物への荷重の遮断・緩和処置が必要である。

試験後の状態

支柱部

底版

連結部

ボルト・角ワッシャー

設計荷重において異常なし