草竹コンクリート工業の円形水路・横断異形管・横断街渠 画期的な構造・形状で、雨水をスムーズに排水。路面表流水を的確に誘導・排水して、街を水害から守ります。

横断異形管NETIS登録製品 奈良県リサイクル認定製品

【用途】
横断異形管30は、丸形30ソクハイ2%Wソクハイ2%を使用した管径が300㎜の街渠との交差道路部で、交差道路を横断する埋設街渠工に使用します。
各種横断異形管(30含む)は、管径が円形管200~800㎜に相当する一般的な、埋設暗渠工に使用します。
【形状特性】
横断異形管は、水路断面が扁平形状です。扁平形状であっても各種異形管は、それぞれが円形管と同等の排水能力を備えています。
丸形30ソクハイ2%片落変形右(左)は、水路断面が製品長(1m)の間で、円形(ソクハイ側)から扁平(異形管側)になめらかに変形します。
【施工・機能性】
街渠工では、横断異形管30に丸形30ソクハイ2%100片落変形右(左)を接続して、土被り5㎝の舗装が可能な交差道路を横断する暗渠となり、T-25の横断荷重を許容します。
この場合、丸形30ソクハイ2%Wソクハイ2%による一連の街渠排水路を、交差道路部で分断させることなく、管底位置を同じくして連続施工できます。
従来、別途施工していた桝や排水管が省け、一連の排水路をオールプレキャスト化で施工できて、出来高品質を高めトータルコストの削減も図れます。
埋設暗渠工では、各横断異形管の外郭形状を高さが幅に対して小さい扁平形とすることで、従来管路よりも掘削深さや管底位置を浅くして設置(浅層埋設)でき、既設の浅層構造物(水道、ガス、電信管や水路)との接触を回避できます。
浅層埋設での最小土被り(舗装厚)は5㎝で、T-25の横断荷重に対応します。

【製品仕様】

■ 街渠工

品名 適用箇所 仕様
横断異形管30 交差道路との横断部 断面扁平-管φ300mm 相当・長さ2,000mm
横断異形管30 SUSアーチ                    〃                     〃
排水性舗装対応
丸形30ソクハイ 2%100
片落変形右(左)
街渠工との接続部 断面円~扁平-管φ300mm 相当・長さ1,000mm

横断異形管30SUSアーチは、排水性舗装対応型で、上記異形管30の上面に水抜穴を2箇所付加しています。
排水機能層に浸透しブロック上面に集まった雨水を、水抜穴2箇所とブロック継手の目地部から内部水路へ取込み的確に排水します。
水抜穴は、SUSアーチフタで覆います。このフタは耐食性に富み、アーチ型が耐荷重性を高めています。
また、穴は小口径で細かい骨材が侵入しにくい反面、開口率が大きく排水能力に優れています。

■ 暗渠工

品名 円管
相当
直径
最小
土被り
外郭 水路 長さ 管底 掘削
高さ 高さ 深さ
B H1 D1 D2 H2 H3
横断
異形管
20 200 50 390 290 275 160 2,000
1,000
276 340
25 250 450 340 330 202 322 390
30 300 522 385 402 235 360 435
35 350 600 440 460 275 415 490
40 400 660 495 510 313 465 545
50 500 840 590 660 365 535 640
60 600 1,000 700 810 430 625 750
80
マンスルー
800 1,025 995 815 770 940 1,045

*参考文献 : 『設計便覧 第3編 道路編』 近畿地方整備局
                    『下水道推進工法の指針と解説』 (社)日本下水道協会

*マンスルー・ は、草竹コンクリート工業(株)の登録商標です。

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